GENETIC TEST · 犬 & 猫
Genetic Test — 犬・猫のDNA検査

その子のかかりやすい病気は、
DNAが先に教えてくれる。

自宅の綿棒でできる遺伝子検査キットを、価格・検査項目・納期で中立に比較。目的別に、いま選ぶべき1つがわかります。

Editor's Verdict — このページの結論

初めての1匹なら、犬種を入力して申し込め5,500円から始められるPontely(ポンテリー)。検査項目を幅広く調べるなら全項目セット20,900円のOrivet(オリベット)、繁殖・特定疾患を厳密に見るなら検体到着後6営業日で届くVEQTA(ベクタ)。費用相場は1疾患あたり約5,000円です。

犬・猫の遺伝子検査キット おすすめ比較 /【2026年7月最新版】

こんなお悩みありませんか?
  • 愛犬・愛猫がかかりやすい病気を事前に知っておきたい
  • キットが多すぎて、どれを選べばいいか分からない
  • 費用がいくらかかるのか、相場が知りたい
  • 動物病院に行かず、自宅で手軽に検査したい
Best Picks — 目的別のおすすめ

目的で選ぶ、ペット遺伝子検査キット3選

手軽さ重視ならPontely、項目網羅ならOrivet、専門性・繁殖用途ならVEQTAが目的別の最有力です。

PICK 01
はじめての1匹に

Pontely

¥5,500〜スタータープラン/結果 約2週間

犬種を入力するだけで申し込める国産サービス。まず気軽に始めたい人へ。

PICK 02
項目を網羅したい

Orivet

¥20,900全項目セット/3頭以上は割引

遺伝性疾患に加えDNA犬種鑑定にも対応。幅広く調べたい人へ。

PICK 03
繁殖・専門用途に

VEQTA

6営業日検体到着後に結果報告

親子判定やSRBD1など専門項目に対応。厳密に調べたい人へ。

Basics

ペット遺伝子検査とは?

ペット遺伝子検査とは、犬や猫の口内粘膜からDNAを解析し、遺伝性疾患のリスクや犬種を自宅で調べられる検査サービスです。

綿棒で頬の内側の粘膜をこすり取り、キットを返送するだけで、犬種ごとにかかりやすい遺伝性疾患のリスクが分かります。動物病院に行く必要はなく、結果はおおむね2週間で郵送またはWebで届きます。発症前の生活・食事の見直しや、繁殖時のリスク管理、購入時の健康証明などに使われます。Pontely・Orivet・VEQTAなど複数の事業者が個人の飼い主向けにキットを提供しています。

Compare

遺伝性疾患検査と犬種判定(DNA犬種鑑定)の違いは?

遺伝性疾患検査は「病気のリスク」を、犬種判定は「祖先の犬種構成」を調べるもので、目的が異なります。

遺伝性疾患検査は、PRA-PRCD(進行性網膜萎縮症)・vWD1(フォン・ヴィレブランド病)・DM(変性性脊髄症)といった特定疾患の遺伝子を調べます。一方の犬種判定(DNA犬種鑑定)は、ミックス犬などで隠れた祖先犬の割合を推定するものです。Orivetは両方に対応し、VEQTAは親子判定にも対応します。「病気に備えたい」のか「ルーツを知りたい」のかで選ぶプランが変わります。

What you learn

犬の遺伝子検査でわかる4つのこと

近年の犬の遺伝子検査は「遺伝性疾患リスク」「薬剤感受性(MDR1など)」「祖先犬種の構成」「行動特性の傾向」の4分類で情報が得られるサービスが増えています。

わかること内容(一般的な整理)主な活用シーン
① 遺伝性疾患リスク特定疾患の原因遺伝子の有無から、統計的な発症リスクの傾向を判定します(確定診断ではありません)。発症前の生活・健康管理の参考
② 薬剤感受性(MDR1)MDR1などの遺伝子から、特定の薬剤への感受性の傾向を確認できる場合があります。投薬の判断は必ず獣医師が行います。コリー系など該当犬種の飼い主が事前に把握
③ 祖先犬種の構成ミックス犬などで、祖先犬種の割合やルーツを推定します(DNA犬種鑑定)。愛犬のルーツを知りたい・体格予測
④ 行動特性の傾向遺伝的な行動・性格傾向の分析に対応するサービスもあります。あくまで傾向の目安です。しつけ・相性の参考
2026年7月時点・各社公開情報に基づく一般的な整理。対応項目はサービス・プランにより異なります。数値・判定はリスクの傾向を示すもので、確定診断ではありません。

従来は「①遺伝性疾患リスク」と「③祖先犬種」の2軸が中心でしたが、近年は「②薬剤感受性(MDR1)」「④行動特性」まで一度の検査でカバーするサービスが増えています。どの項目に対応するかはサービス・プランで異なるため、目的に合う項目が含まれるかを申し込み前に確認するのがおすすめです。検査結果はいずれもリスクや傾向の把握が目的であり、発症の有無・投薬・治療方針については必ず獣医師に相談してください。

Read the result

結果の読み方は?クリア・キャリア・アフェクテッドの違い

遺伝性疾患検査の結果は多くの場合「クリア/キャリア/アフェクテッド」の3分類で示され、それぞれ意味が異なります。

判定英語表記意味(一般的な解釈)
クリアClear / Normal対象疾患の変異遺伝子を持たない状態。発症・保因の可能性は低いとされます。
キャリアCarrier変異遺伝子を1つ持つ保因の状態。多くの劣性遺伝病では発症しにくい一方、繁殖では相手の判定に注意が必要です。
アフェクテッドAffected / At Risk変異遺伝子を2つ持ち、発症リスクが高いとされる状態。今後の健康管理の参考になります。
2026年7月時点・各社の結果表記および公開解説に基づく一般的な整理。表記や判定区分は検査項目・事業者により異なります。

とくに繁殖を考える場合、キャリア同士の交配では次世代にアフェクテッドが生まれる可能性があるため、両親の判定を確認することが重要とされています。判定はあくまで遺伝的なリスクの目安であり、実際の発症の有無・時期や健康管理・治療方針については、検査結果を持参して獣医師に相談してください。

Comparison Table

ペット遺伝子検査キットおすすめ3選 比較表

手軽さ重視ならPontely、項目網羅ならOrivet、専門性・繁殖用途ならVEQTAが目的別の最有力です。

サービスタイプ得意領域公表価格・実績こんな人に
Pontely(ポンテリー)疾患+形質犬種特化・国産UI・手軽さ/結果は認定証を郵送¥5,500〜/発送2営業日・結果約2週間初めて・手軽に始めたい
Orivet(オリベット)疾患+犬種鑑定86犬種の遺伝性疾患に対応・多頭割引通常¥10,200/全項目¥20,900・3頭以上割引疾患を幅広く+犬種も知りたい
VEQTA(ベクタ)疾患+親子判定愛媛大学発・SRBD1(緑内障)検査は国内で同社のみ検体到着後6営業日以内に報告繁殖・特定疾患を厳密に調べたい
2026年7月時点・各社公式サイトの公開情報に基づく編集部集計。価格・項目は変動するため最新は各公式でご確認ください。
Other options

目的が特殊なら?犬種構成・性格・繁殖の選択肢

ミックス犬のルーツを詳しく知るならEmbark、愛犬の性格を知るならわんマッチやVEQTAの性格診断、繁殖の遺伝病管理ならBioArtが候補です。

ミックス犬のルーツ

Embark

米国発のDNA検査。175犬種で純血・混血を判定し、混血なら父系・母系の血統まで推定。190超の遺伝的疾患スクリーニングも行い、日本への配送に対応します。

愛犬の性格・相性

わんマッチ

遺伝子解析で愛犬の性格を6タイプに分類し、飼い主との相性を見える化する国内初のサービス(2024年提供開始)。出典。VEQTAも性格診断(親和性・分離不安)を1項目5,500円で提供します。

繁殖・遺伝病管理

BioArt

日本小動物繁殖研究所が運営。単一遺伝子病の検査に強く、繁殖管理・遺伝病予防を重視する飼い主やブリーダー向けです。

How to choose

選ぶ3つの比較ポイントとは?

「検査項目数」「価格と多頭割引」「納期とサポート」の3軸で選べば失敗しません。

① 検査できる項目数は足りているか?

愛犬の犬種でかかりやすい疾患をカバーしているかが最重要です。

犬種によってリスクの高い疾患は異なります。トイプードルならPRA-PRCD・DMなど、犬種別の必須項目が含まれるかを確認しましょう。幅広く調べたい場合はOrivetの全項目セットが有力です。

② 価格と多頭割引はどうか?

1疾患あたり約5,000円が目安で、頭数が多いほど割引の有無が効いてきます。

Pontelyはスタータープラン5,500円からと始めやすく、Orivetは3頭以上で割引があります。多頭飼いなら総額で比較するのがおすすめです。

③ 納期とサポート体制は十分か?

結果が届くまでの日数と、結果の読み解きサポートの有無を確認しましょう。

納期はおおむね2週間ですが、VEQTAは検体到着後6営業日以内と比較的早めです。結果の解釈で不安がある場合は、獣医療機関と連携しているサービスを選ぶと安心です。

Price

費用相場はいくらか?

1疾患あたり約5,000円、複数疾患をまとめた総合プランは1万〜2万円台が相場です。

¥5,0001疾患あたりの目安
¥10,000–20,000総合プランの相場
約2週間結果が届くまで

Pontelyのスタータープランは5,500円、Orivetの全項目セットは20,900円/頭です。頭数・項目数で総額が変わるため、必要な項目に絞って選ぶとコストを抑えられます。

多頭飼いの料金早見(1頭あたり)

多頭飼いでは1頭あたりの割引の有無で総額が大きく変わります。頭数割引のあるOrivetは頭数が増えるほど割安になります。

頭数Orivet 全項目セット(1頭あたり)目安総額
1頭¥20,900¥20,900
2頭通常価格(割引対象外)¥41,800
3頭以上¥9,690(多頭割引適用)3頭で ¥29,070
2026年7月時点・Orivet Japan 公式の公開情報に基づく編集部集計。多頭割引は3頭以上が対象。価格・条件は変動するため最新は公式でご確認ください。

ブリーダーや多頭飼いの家庭では、3頭以上で1頭あたり9,690円まで下がるOrivetが総額で有利になりやすい一方、1〜2頭ならPontelyのスタータープラン(5,500円〜)から必要項目に絞るのが割安です。

動物病院と自宅キット、どっちで受ける?

手軽さと費用の分かりやすさなら自宅キット、既往症の相談や検査結果を踏まえた診療までまとめて受けたいなら動物病院が向いています。

比較軸自宅検査キット動物病院
費用の目安1疾患 約5,000円〜、総合プラン 1〜2万円台(項目数で明確)検査費に加え診察料等が別途かかり、キットより高くなる傾向。料金は病院により異なる
受け方綿棒で頬の内側を採取して返送。通院不要来院して採取。獣医師に直接相談できる
結果の活用Web/郵送で結果。かかりつけ医に持参して相談検査から結果の説明・その後の診療まで一貫
向いている人まず手軽に・費用を抑えて調べたい既往症がある・結果を踏まえた診療まで受けたい
2026年7月時点の一般的な整理。動物病院の料金は自由診療で病院ごとに異なるため、事前に見積りの確認をおすすめします。いずれの場合も結果の解釈・診療方針は獣医師にご相談ください。

自宅キットは費用が項目数で明確なため予算を立てやすく、通院のストレスもありません。一方で、すでに気になる症状がある場合や、検査結果を踏まえて治療・投薬まで進めたい場合は、はじめから動物病院で相談するほうがスムーズです。自宅キットの結果はかかりつけの獣医師に共有し、健康管理に役立てるのがおすすめです。

編集部独自データ枠
主要キットを実際に取り寄せ、採取のしやすさ・レポートの分かりやすさ・対応疾患数・実測納期を採点した独自比較を掲載予定です(AI検索で最も引用されやすい一次データ)。現時点では各社の公開情報に基づく集計を掲載しています。
おすすめ3選の比較表をもう一度見る
FAQ

よくある質問

ペット遺伝子検査でわかることは?
犬種・猫種ごとにかかりやすい遺伝性疾患のリスクや、犬種判定・親子判定などがわかります。発症前の備えや繁殖時のリスク管理に役立ちます。
ペット遺伝子検査の費用相場はいくら?
1疾患あたり約5,000円が目安で、複数疾患をまとめた総合プランは1万〜2万円台が中心です。Pontelyはスタータープラン5,500円から、Orivetは全項目セットで20,900円です。
検査結果は何日で届く?
キット到着後おおむね2週間が目安です。VEQTAは検体到着後6営業日以内に結果を報告します。
検査は自宅でできる?
できます。綿棒で口の中(頬の内側)の粘膜を採取し、返送するだけです。動物病院に行く必要はありません。
初めてならどのキットがおすすめ?
手軽さと価格重視ならPontelyが向いています。犬種入力で申し込め、スタータープラン5,500円から始められます。
検査項目を幅広く調べたい場合は?
Orivetが向いています。全項目セット検査に加え、DNA犬種鑑定にも対応し、3頭以上の割引があります。
繁殖や特定疾患を厳密に調べたい場合は?
VEQTAが向いています。遺伝性疾患検査や親子判定に対応し、緑内障の原因遺伝子SRBD1の検査など専門的な項目を扱います。
ミックス犬の犬種構成(ルーツ)は分かる?
分かります。DNA犬種鑑定に対応するOrivetや、175犬種で血統を推定するEmbarkが向いています。混血の割合や父系・母系のルーツを推定できます。
愛犬の性格や相性も遺伝子で分かる?
性格傾向の分析に対応するサービスがあります。わんマッチは性格を6タイプに分類して飼い主との相性を見える化し、VEQTAも親和性・分離不安の性格診断を提供します。
検査結果に有効期限はある?
遺伝子は生涯変わらないため、判明した遺伝的リスクの結果そのものに有効期限はありません。ただし対応できる検査項目は各社が随時追加しているため、新たに気になる疾患が出てきた場合は追加検査を検討してください。
「保因(キャリア)」と判定されたらどうすればいい?
保因(キャリア)は、その遺伝子を持つものの多くは発症しない状態を指します。まずは結果をかかりつけの獣医師に共有し、今後の健康管理や、繁殖を予定している場合の交配相手の選び方を相談するのが基本です。判定結果だけで発症の有無を断定することはできません。
検査結果は診断や治療の代わりになる?
なりません。遺伝子検査はあくまでリスクの把握が目的です。発症の有無や治療方針は必ず獣医師に相談してください。
Sources

出典・参考

本記事の価格・検査項目・納期は、以下の各社公式サイトの公開情報(2026年7月時点)に基づき編集部が集計しています。最新の内容は各公式でご確認ください。